スタッフインタビュー03 | 採用情報 | 株式会社エイレックス

スタッフインタビュー

大手新聞記者からの転職

エイレックスにキャリア採用された社員の中には、マスコミ経験者が複数います。2018年に入社した兵頭さんと中村さんも大手新聞社からの転職。誰もが知るマスコミの記者から広報のコンサルタントとなった2人に話を聞きました。
※本記事は2019年4月に取材した内容です

インタビュー

―なぜ新聞記者から広報コンサルタントに転職しようと思ったのですか?

兵頭新聞記者はハードな仕事なので、身体がしんどくなって転職を考えました。記者経験を生かせる仕事はなんだろうか、と考えて取材相手の広報に。

中村これからの人生やキャリアプランを考えて、全国転勤や担当部署が変わる新聞記者からの転職を考えました。エイレックスに新卒入社した後輩から紹介されて、何回か話を伺い、広報の仕事なら記者のノウハウを生かせるのではないか、自分の経験が少しでも社会や企業に活かせたらいいなと思いました。

―広報の会社といっても上場している会社など様々あります。大手新聞社に勤めていたお2人が、エイレックスのような中堅の広報会社に決めたのはなぜですか?

兵頭やはり危機管理広報が強いということ。それと、私は前向きの広報もやりたくて、エイレックスなら両方できるから、というのも理由です。あとは堅い仕事内容の割には、社内の雰囲気が和やかでいいな、と思いました。

中村私も、危機管理に専門性があるというのが大きかったです。企業の経営者や広報担当者が困ったときにメディア対応のノウハウをダイレクトに教えられたら、と思いました。一番魅力に感じたのは40人くらいの少数精鋭の組織で全員の顔と名前が一致して、誰がなんの担当か見えるということ。この人はこれが詳しいから協力してもらってということができるから。

兵頭転職活動中に他の広報会社にも行きましたが、雰囲気が若すぎたり元気がよすぎたり、ちょっと自分とは違う…ということもあって。エイレックスは落ち着いているけど明るいという全体的な雰囲気がいいなと思いました。

―大手新聞社から中小企業への転職ということで、周りから心配されたのでは?


中村そうですね(笑)。前の職場に辞めることを伝えてからは引き留められました。確かに、大企業から中小企業への転職で不安がなかったわけではないですが、組織で埋没して何をやっているかわからないよりは、自分らしく仕事をしたいと思いました。

兵頭私は先に新聞社を退社してからの転職活動だったのですが、現在の業務は大手企業の経営者や広報部長などの方々で、割と大きなやりがいのある仕事だと思っています。

―正直、報酬面での変化はどうですか?

兵頭記者は「泊まり」とか手当が多いので……確かに金額としては記者時代よりも減ってはいるのですが、ただ泊りがないので(笑)精神的なゆとりは今のほうがあります。記者時代よりも早く家に帰れて土日休めて、休みの日に携帯がなることもほぼありません。

中村報酬を決める際には前職の給与を参考にしてもらえるので、思っていたほどのギャップは感じませんでした。それと、記者時代は何時間働こうが「みなし残業」なんです。今は一定時間以上勤務するとプラスで残業代が出るので、それを考えると納得しています。

―エイレックスに入社してからのサポート体制について教えてください

兵頭新聞記者時代は、事務的なことを一切やっていなかったので、請求書の書き方やビジネスメールの書き方など、細やかに教えていただきました。

中村社会人になって電卓叩いたのはエイレックスに入ってから、というくらい記者は取材執筆以外のことをやらないんです。

兵頭一般的な会社と違って、新聞記者はビジネスマナーを教わる研修がほとんどありません。自分なりに調べて丁寧なメールを送っていたつもりですが、ビジネスマナーとしては本来こうしなくちゃいけなかった、ということもありました。

中村ビジネス文書はもちろん、ビジネススーツの着こなし方、態度や会議での発言のタイミングなども教えていただきました。自分なりに社会人として丁寧な文章でメールを送ったとしても、「クライアントに対してこの書き方やこのタイミングは失礼だよ」といった指摘も受けて、一時メールが書けなくなりました(笑)。

兵頭記者として取材相手に連絡をするのと、広報コンサルタントとしてクライアントに連絡をするのとでは全然違うということですね。エイレックスはこれまでも記者経験者を採用しているので、教えてくださる方々も「記者は一般的なビジネスマナーに弱い」ことをわかっているようでした(笑)。

―「取材する立場」から「被取材者をサポートする立場」に変わって気づいた点はどんなことですか?

中村記者時代は、自分の興味あることや「なんで?」と感じたことを子どものように質問して、それに対して被取材側が教えてくれるのが当たり前だと思っていました。逆の立場になって、回答する難しさを感じています。どう答えれば誤解を生まずに正しく伝わるだろうか、それを考えています。

兵頭私は記者時代にオープンクエスチョンに対する回答から掘り下げて記事を書くタイプだったので、広報担当者という逆の立場になって、記者の質問に回答することの難しさを感じています。ただ、ぼんやりした質問は、逆手にとればストーリーを提案したり、キーメッセージを伝えられるので、取材を受ける側が手綱を握るのは大事だし、手綱をとることはできるんだなと気づきました。

中村クライシスのトレーニングでは、「言えること」「言えないこと」の切り分けをレクチャーするのですが、記者側の「とにかく全部教えてほしい」という気持ちもわかるので、そこは難しいですね。ただ、記者時代は取材相手に、「憶測や推測でも構わないから何か情報を」と思っていたような気がしますが、広報サイドに立つと、ウソはもちろん、憶測や推測で話すのはとても危険なことだと感じています。情報が少ない中、記者をミスリードしないで、正確な情報を書いてもらうことのむつかしさを感じます。

―おふたりは主に企業の危機管理広報コンサルを担当されていますが、緊急対応で大事な視点はどんなことだと思いますか?

兵頭企業が一般視聴者や読者の目線でいることが大事だと思います。トレーニングをしていても、その視点が欠けていると、どんなに文章がよくても、態度のふしぶしに出てしまう。「なんで自分がこんなことしなくちゃいけないんだ」とか「ほんとはうちは悪くない」とか思っていると態度に出ます。そうした態度が世間からどう受け止められるか、考えられることが大事ですね。

―クライシスのメディアトレーニングを受けることで企業側も気づくのですか?

兵頭そうですね、ご自分の映像のビデオを見て気づかれるということが結構多くて。こんな風に映るんだとか、笑っているつもりはないのに、笑って見えるとか。客観的に見ることで気づいたという声は本当に多いですね。

中村新聞記者時代には「一市民によりそう」というスタンスだったのでわかるのですが、被害者目線や消費者目線からすると大企業はものすごく大きな存在なんです。企業の経営者は自社で問題を起こしたときには「消費者目線で謝罪しなければならない」ということを意識していても、緊急事態の際はそれができないのです。トレーニングを受講し、経験すると実感としてわかっていなかった、という方も多くいらっしゃいます。例えば、健康被害の恐れがあるような場合は、すぐに販売を中止し「伝えられる情報はできるだけ伝える」「謝罪をする」。基本的なことですが、大事ですね。

―危機管理部門は地方でのトレーニングや危機対応で出張が多く、夜も遅くまで準備や事後作業があることもあるのではと思うのですが、ワークライフバランスは取れてますか?

兵頭確かに忙しいときは非常に忙しいです。でも、みんな基本的には早く帰ってますし、記者だったからかもしれませんが、泊りがないので、大幅にバランスは改善されていますね(笑)。

中村忙しくても24時間待機ということはないので(笑)。休みもきちんととれています。

兵頭ここでは仕事で終電逃したこともないです。入社して1年が経ちましたが、一番忙しかったときで終電が2回くらい。普段は、すごく忙しい時期でも8時半くらいには退社しています。9時過ぎるのはイヤです(笑)。早い日は6時には帰れます。

中村記者って一人でニュースを抱え込んで仕事をするので、記者一人ひとりが個人商店なんです。記者同士で取材ノウハウを共有することも基本的にないんですが、エイレックスはチームでクライアント対応をしているので、自分がわからない、困ったなというときは同僚や先輩に相談して進められるので時間を有効に使えていると思います。自分で1から10まで全部やるのではなく、分担して協力してやれるので。大体7時半か8時には退社するようにしています。

兵頭チームでやっているので、本当にはずせない用事のときにはチーム内で融通しあえるのもありがたいです。上司もお子さんのお迎えに行くこともありますし。

中村プライベートなことを話して理解しあえるのもいいなと思います。

―会社や広報という仕事に対して、入社前後でイメージが違ったことはありますか?

兵頭思っていた以上にフランクでした。入社の決め手になったのも、和やかな雰囲気でしたが、入社するともっとみんな仲良くて。幅広い年齢層がいるのに不思議とバランスが取れているのを体感しました。

中村業務の面でいうと、企業がどういう問題に直面していてどんな解決策を出しているのか入社前はわからなかったんですが、入社してみると本当にクライアントは大手企業ばかりで。さらに、ニュースで大きく報道されるタイムリーな事件や事故、社会問題…例えばデータ改ざんとか住民説明会とか…そういうことにリアルに直面する企業にアドバイスしなければならない、プロ意識を高く持たなければならない仕事だと痛感しています。プロとして、一言のアドバイスの重さを痛感します。生半可な気持ちじゃできないですね。

―大手企業とは新聞記者時代にもお付き合いがありますよね?

中村そうですね、ただ私は記者経験が長かったわけではないので、記者時代よりも規模の大きな仕事をやっている気がします。2019年の入社式で社長が「広報の仕事はよりより社会を作るためのもの。社会貢献ができる仕事だ」ということをおっしゃったんですが、きれいごとじゃなくて、そういうことがやれていると思います。

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